ビデオ通話を用いて、ご自宅にいながら診療が受けられるものです。
(ご自宅以外でも他の人のいない安全な個室などでも可能ですが、運転中や公共の場などは避けてください。)
※保険診療も自由診療も同様の内容になります。
オンライン診療を受けられる方の条件
通院中の方が、通院中の病気についての継続治療のために再診される場合にオンライン診療が受けられます。
- クリニック受診時にオンライン診療の説明と同意書へのサインをいただいてからオンライン診療が可能となります。
- 再診の方が、二回目以降のオンライン診療をご予約される場合は、ホームページかお電話でも可能です。(一回目はクリニック受診時にご予約ください。)
初診の場合について
「初診」とは
①当院に初めて受診される方
だけでなく、
②通院中の方でも、通院中とは別の病気によると思われる症状について診療する場合
③長期間通院を中断されていて同じ病気で受診される場合
も当てはまりますのでご注意ください。
これらの初診の方は、基本的にクリニックに来院いただいての対面診療になります。
受診したことがある方で、違う症状や久しぶりの受診でオンライン診療を希望される場合はWeb予約ではなくホームページのお問い合わせからご希望日時をご連絡ください。
このページ下部のオンライン診療の説明・注意事項をよくお読みいただき、後日メールで同意書を送付いたしますのでサインしてご返信ください。
オンライン診療に使用する機器
- オンライン診療サービスへの登録やアプリのダウンロードをせずにご利用いただけます。
- PC・スマートフォンのどちらでもオンライン診療を行うことができます。
- ビデオ通話利用にあたり、お使いの機器が利用可能かどうか以下のページにアクセスして確認をお願いします。
https://dev.web.booking.clius.jp/videochat/test
オンライン診療当日の手順
- Webからオンライン診療の予約すると、前日の予約確認メールとは別に、予約内容やビデオ通話用のURLが予約時間の30分前にメールで送られてきます。
- 当日は診療時間に合わせてURLから「オンライン診療」画面にアクセスしてください。
- 予約の時間までには上記の手順でビデオ通話にアクセスをお願いします。
- 予約時間はクリニック来院予約の前に設定しているため時間がずれる可能性は低いですが、ずれた場合は医師がアクセスするまで待機してお待ちください。
(※あまり長い場合はなんらかの不具合が起きている可能性がありますのでクリニックに電話でお問い合わせください。)
オンライン診療中の注意事項
- 許可なくビデオ通話を録音,録画,撮影しないようにしてください。
- 医師・患者とも、第三者の同席は相手の了承をとることとします。
支払いについて
オンライン診療での診療内容によって請求金額が確定します(事前の支払いは不要)。
支払方法は後日銀行振込または窓口での支払いとなります。
料金は保険診療に加え、令和6年2月よりシステム利用料として1回150円がかかります。
初診からオンライン診療を受ける方へ
オンライン診療の説明・注意事項
基本的考え方
- 原則として初診は直接の対面による診療を行います。
- オンライン診療は触診等を行うことができないため, 得られる情報が限られています。そのため初診以後も同一の医師による対面診療を適切に組み合わせることが必要です。
- オンライン診療を実施する都度,医師が実施の可否を慎重に判断し,オンライン診療が適切でないと判断した場合には,対面診療のみに切り替えます。
- オンライン診療は,患者がその利点と生じるおそれのある不利益などについて理解した上で,患者が求める場合に実施するものであり,研究を主目的としたり, 医師側の都合のみで行うことはありません。
オンライン診療を行わないと判断する条件
- 患者の心身の状態について,十分に必要な情報が得られていないと判断した場合。
- 体調に変化が現れ,対面診療の必要性が認められる場合。
- 情報通信機器の障害等によりオンライン診療を行うことができない場合。
→上記条件に該当した場合は,直接の対面診療に切り替えます。
患者の情報伝達への協力
オンライン診療の実施に際して,対面診療よりも得られる情報が少なくなるため、患者は診療に対して積極的に協力し,自身の心身に関する情報を医師に伝達する必要がありますのでご協力をお願いします。
急変時の対応方針
対面診療で当院に受診していただくか、当院で対応できない場合には,患者の近隣の専門医療機関に紹介します。
(諏訪地区は諏訪中央病院または諏訪赤十字病院。)
情報漏洩等のリスクを踏まえたセキュリティに関する責任分界点
- 想定されるセキュリティ・リスク
医療機関およびオンライン診療システム提供事業者に対するサイバー攻撃等による患者の個人情報の漏洩・改ざん等。 - 医療機関及びオンライン診療システム事業者に課される事項
オンライン診療の適切な実施に関する指針に定める情報セキュリティに関するルールを遵守したシステムを構築し,常にその状態に保つこと。 - 医師に課される事項
- セキュリティ・リスクを十分に勘案したうえでオンライン診療システムを選択すること。
- 患者及び医師がシステムを利用する際の権利, 義務,リスク等を明示し,かつ情報漏洩等のセキュリティ・リスク,医師・患者双方のセキュリティ対策の内容,患者への影響等について,平易 に説明できるオンライン診療システム提供事業者を選択すること。
※なお,患者の行為によって,セキュリティを脅かす事案や損害等が生じた場合, 直接的,間接的,その他すべての損害について,医師は責任を負わない。
- オンライン診療の映像や音声等の保存 :患者・医師ともに行わない。
注意事項
オンライン診療に伴うセキュリティおよびプライバシーのリスクに関し,受診患者として以下の注意事項を守っていただくようお願いします。
- 患者は,使用するシステムに伴うリスクを把握する。
例) 生じ得るリスク:スマートフォンの紛失やウィルス感染に伴う医療情報の漏洩等
取り得る対策:パスワードの設定,生体認証設定,ウィルス対策ソフトのインストール等 - 患者は,オンライン診療を行う際は,使用するアプリケーション,OSが適宜アップデートされていることを確認する。
- 患者は,医師側の了解なくビデオ通話を録音,録画,撮影してはならない。