所長

守屋 文香もりや あやか

1997年 岐阜大学医学部卒業
1997年〜2001年 北海道家庭医療学センターにて家庭医療学研修
2001年〜2006年 医療法人社団カレスサッポロ 家庭医療クリニック西岡所長
2013年 ココカラウィメンズクリニック漢方内科非常勤医師(~2016年)
    船戸クリニック漢方内科非常勤医師(~2020年)
2014年~2021年 清流認定子ども園わかくさ幼稚園園医

家庭医(診療所の専門医)として10年ほど、その後専業主婦を7年ほど、そして漢方内科の外来で統合医療を7年ほど実践してきました。
ここ7年ほどは同時に巡回健診の医師として様々な企業や工場や店舗で健診に携わっています。
家庭医として西洋医学を浅く幅広く経験、うつやパニックや摂食障害などの心の領域の経験も積みました。
専業主婦として、日々の暮らしをちゃんと送ること(それまではちゃんと暮らしていませんでした^^;)、子育てをすることをどっぷりしました。
その間に、畑を借りて自然農をやってみたり、味噌や梅干しや味醂造り、綿を栽培して糸紡ぎ、染め物や織物などの自給自足生活の真似事を少しずつしていました。
また、子どもがアトピー性皮膚炎があったり2歳近くまで歩かなかったりしたのをきっかけに整体を習ったり、この頃から家庭医時代の「西洋医学以外になにかできることがあるのでは?」という自問の答えを探して、靈氣(レイキ)を習ったり、様々な代替療法や伝統医学や心理療法などに触れてきました。 中でも今の私に大きく影響しているのが身体医療としては漢方医学と鍼、心や人間関係の面ではNVC(非暴力コミュニケーション)とClean language とまなゆいです。
7年間の専業主婦ののち離婚を機に医師として復帰することになったのですが、西洋医学のみの外来に戻る気になれず、
「私は医療を通して何をしたいのか?」と自問しました。
その答えは「人間は霊的存在であることを伝えたい」でした。
オカルト的スピリチュアル的な霊的という意味ではなく、物質のみが現実であるという感覚からの脱却を意味しています。
物質のみが現実であるという感覚は現代科学や現代医学から感じるものですが、それによる生きづらさや環境問題や社会問題が極限に近づきつつあるのが今だと思うのです。
目に見えない心や意識というもの、地球や宇宙や目に見えない世界(X線も携帯電波も香りも目に見えませんね…)でつながりあっていることを感じられたら、社会の在り方も人の関わり方も変わっていくのではないか。
私は、人も他の生き物も無生物も、全てが大切にしあって調和する世界に生きたいと思っている。
私自身がそのように生きてそのような世界として医療をすることをしたい。
そういう表れの「人間は霊的存在である」という意味でした。 漢方内科は国が標榜科目として唯一認めた西洋医学以外の医療分野です。
その漢方内科で、漢方に囚われずに統合医療的な診療をしたいと思ってきました。
このクリニックは、その集大成のような場です。
私自身が、このような場で生きることを喜びと感じています。

看護師・医療事務

水口 明子みずぐち あきこ

クリニックでの医療事務歴22年ののち、患者さんにもっと何かしたいとの思いから47歳で看護学校入学。
また、9年間寝たきりだった母の介護の経験からも、看護師になりたい思いがありました。
看護師としては病院勤務の他、介護施設での勤務歴あり。その中で認知症の方への療法として回想法に興味をもち、回想法のグループを主催したり、回想法指導員の育成に携わりました。(回想法は思い出を今と未来に生かす心地よい活動です。)
自分が患者としての体験ですが、看護師になったころにストレスが重なってかなり落ち込みこのままでは駄目だと感じたことがありました。藁にもすがる思いで精神科クリニックに電話した時に、時間外にもかかわらず先生があたたかく「どうぞゆっくり来てください」と言ってくれました。その電話応対の一言で「半分治った」と救われた経験があります。
医療機関勤務歴と人生歴は長いので、その中で培われたものを出しながら、三方よし(患者さん、医師、スタッフ)の医療機関をめざして心地よい場作りを心がけたいと考えています。
また、クリニックの場などで回想法のグループを開催できたらと思っています。

看護師、ホメオパシー、アロマセラピー。
看護師として病院に勤務して3年目、体調不良を自覚するようになりました。慢性疲労状態から仕事が辛くなった頃、ホメオパシー療法に出会いました。
好転反応を繰り返しながら、徐々に改善していきました。このことがきっかけで、自然に沿った暮らしを意識するようになりました。
趣味の登山やスキーを通して、自然の中に身を置き、自然の循環を感じることが
楽しみでしたが、今は小さな子どもの子育て中ですので、より身近な自然に目をが向くようになりました。
自然に沿った暮らしをすること、周囲とのバランスをとることを大切にしています。
ご縁のあった皆様のお役に立つことができたら嬉しく思います。

看護師・セラピスト

関 なつのせき なつの